この時間のねらい
バフンウニの体や卵の変化をこれまでに学習したメダカの卵の記録と比較しながら、スケッチや言葉で表現する。
実施地域
石川県(能登町立松波小学校)対応単元
人のたんじょう学習活動の内容
・観察の目的を確認する。
・バフンウニの体の構造、卵を観察する。
・顕微鏡でウニの卵を観察しながら、ウニの精子を加え、受精の瞬間を観察する。先に講師がテレビモニターを使って演示し、その後各自の顕微鏡で観察した様子をスケッチする。
・観察結果からわかったことを話し合う。「この後、受精卵はどうなるのかな?」
・受精後の卵を観察する。
・まとめとふり返りをする。ウニと魚の共通点や相違点について、ウニの生態について
・これからの「人のたんじょう」の学習について見通しを持つ。
実施時期
2021年1月(バフンウニを使用する場合、繁殖期にあわせて1~3月の実施がよい)
ここがよかった
バフンウニの受精の瞬間の観察では、初めに講師がテレビモニターを使って演示し、受精膜が広がっていく様子をクラスの全員で確認した。一度全員で見ることで、どのような現象が起こるのか共通認識を持つことができ、興味も盛り上がった状態で、各自の顕微鏡観察でのくわしい観察にスムーズに移ることができた。