この時間のねらい
身近な海とおいしいもののつながりを感じる。調理前の食材の姿や香りを感じる。
実施地域
石川県(能登町立しらさぎ保育所)学習活動の内容
1.今日の活動の見通しを持つ。
2.知っている海藻の名前を教えてもらう。
給食ででたことあるメニューの写真を見せて話す。
3.今日の材料を研究する。
今日のふりかけに使う能登でとれる海藻をひとつずつ紹介する。
(ホンダワラ・ワカメ・青さのり(養殖ヒトエグサ)の予定)
写真か生の海藻を見せて海の中での姿を見せる。
お皿の海藻を触ってみたりにおいを嗅いでみたり、光に透かして色も観察する。
1種類ずつくり返し、違いや似たところを感じる。
残りの材料のエビなどのお料理される前の姿を見せる。
4.材料をすりつぶしていく。
ホンダワラは細い小枝の部分だけハサミで切ってすり鉢の中に入れる。
すり鉢の下に濡れぶきんを敷いて、ホンダワラをすりこぎでつぶしてみる。
感触やにおい、ひとつまみ味見をしてみる。
すりつぶしたらお椀に移す。
次はワカメをすりつぶす。ホンダワラと違うところを探したり味見もしてみる。
すりつぶしたらお椀に移す。
(同様に青さのり、エビも。材料が加わるたびに見た目や香りの変化を感じる。)
すりつぶし終わる子が出てきたら一度みんなに手を止めて聞いてもらう
先生に塩を入れてもらって、スプーンで混ぜる。
つまんで味見して、もっとしょっぱい方が好きだったら先生にちょっと塩を足してもらう。
好みでゆずや梅を入れよう。入れたい人は先生に言う。
5.ふりかけご飯を食べる
(給食で自分の白飯にふりかけをかける)
実施時期
2022年12月
ここがよかった
・3種類の海藻の色や形、てざわりやにおいの違いをじっくり研究できた。
・「ぱりぱりする~」「これはかたくてつぶれにくい!」とつぶす感触の違いも楽しんだり、「ぼくのすきなポテトチップスのにおいがしてきた」とすりつぶして強くなった海藻の香りも味わうことができた。